水中毒

水中毒の恐ろしさ

水を充分摂ることはマラソンの常識と考えがですが、しかし水の摂り過ぎは非常に危険であり、また、命すら落としかねないのです。

近年では水中毒にかかった者は増える傾向にあります。この症状は、死に至る程の危険性があります。特に長時間にわたり、走ったり歩いたりする人は、水を意識して摂ろうとします。

汗で塩分を失ってしまった際に、沢山の水を摂取すると血中の塩分を低下させる事に繋がり、それが原因で脳や心臓や筋肉が正常に機能しなくなってしまいます。

さらに塩分低下による電解質のアンバランスは、脳を膨張させ、発作や昏睡、更には死も起こり得ます。

2003年には水中毒に対する意識が高まってきました。そして、その年にはUSA Track & Field連盟によって水の摂取法について新しいガイドラインが発行されました。

そのガイドラインには、「水は本当にのどの乾きを感じた時に摂るべき(不必要に摂らない)」、「1時間に800ml以上は摂るべきではない」と解説されています。


とにかく、水を摂らな過ぎて脱水症になる時にも、また、摂りすぎで水中毒になる時にも、その適量のバランスを保つという事はなかなか把握しにくいものです。

最良のアドバイスとしては、歩いたり走ったり、または、エクササイズする前と後に体重を測る事です。もしもその時に体重が増えていたなら、次回は水の量を減らしてみましょう。

何人かの経験者達からの体験談としては、4時間以上の持久的運動をこなす際には、塩分の高いスナック(プレッツェルや、ポテトチップス、塩アメなど)を食べながら行うと良いと話しています。

このアドバイスは、汗をかいてTシャツが白くなるような人(塩分の高い汗をかく人)には有効かもしれません。

また、幾つかの研究報告では、非ステロイド系の抗炎症薬(イブプロフェン)を服用している人は、水中毒になる可能性を高めるそうです。

その理由としては、腎臓の機能である水と塩分を尿として排出するのを低下させる為です。バトラー医師は、これら薬を服用しないで運動する事を勧めています。